「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」の明確な違いとは?ゲイ業界のアレコレ

12月 4, 2022

この記事でわかること

  • 「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」の違い

ゲイ業界には、いろんな専門用語がありますが、その中でメジャーな言葉と言えば、

”「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」”

このような「お金を稼ぐ目的とした行為」に関する言葉です。

最近では、ゲイやバイセクシャルだけではなく、ノンケでも男性と関係を持ってお金を稼ぐ時代です。

そこで今回は、それぞれの言葉の意味や違いについて詳しく紹介していきます!

「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」の明確な違い

”「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」”

ゲイの世界でお金を稼ぐ系の言葉と言えば、このような言葉があります。

とは言え、実際に間違って使っている人も多く、たまに認識の違いでトラブルになることも多いんですよね。

では今からそれぞれの詳しい意味や、それに関連した話を紹介させていただきます。

ゲイ活とは?

まずゲイ活についてですが、これは主に「ゲイの活動をする」という意味があります。

ただ昔と今では、意味が変わっており、世代によって全く認識が違います。

昔の「ゲイ活」の意味

まず昔のゲイ活は、言葉のとおり「ゲイの活動をする」という意味です。

  • 新宿2丁目やゲイバーに行く
  • 掲示板や2ショットダイアルでゲイと会う
  • 雑誌を買って文通などでやりとりをする

このように「ゲイとして活動する」ことをゲイ活と呼んでいました。

今の「ゲイ活」の意味

そして今のゲイ活というのは、「ゲイの男性にパパ活やサポをしてもらう」という意味になりつつあります。

  • 定期的に会ってお金を貰う
  • セックスをしてお金を貰う
  • 恋人や友達のような感覚で接してお金を貰う

主に若い男性が使う言葉になるんですが、ゲイ活=お金を稼ぐ意味で使われることが多いんです。

パパ活とは?

そしてパパ活というのは、

  • 貰う側ー恋人や友達のような時間を提供する
  • 渡す側ーお金を渡す

このような関係のことで、男女間でも東京を中心に大流行していますよね。

ゲイ業界の中で健全なパパ活は少ない

パパ活と言えば、男女の世界では「セックスのない関係」と言われることがあります。

ただゲイの世界では、基本的に「セックスありき」の前提があるため、健全なパパ活になることは少ないです。

僕も今まで何人ものパパと関係を持ってきましたが、最初から最後までセックス無しだったことは、ほとんどありません。

出会える場所が限られてくる

またゲイのパパ活の場合は、出会える場所が限られてきます。

いうのも、パパ活をする=お金を持っている相手と出会うことが前提となります。

しかし、SNSや無料のサポ掲示板などは、そもそもお金を持っている人が利用するようなものではないんですよね。

そのため「ゲイのパパ活やサポにオススメな出会い系サイトやアプリ・掲示板」で紹介するようなサービスでないと、良質なパパと出会うことは難しいです。

サポとは?

それに対してサポというのは、

  • 貰う側ーセックスやエロいことを提供する
  • 渡す側ーお金を渡す

このような関係のことで、個人でやる「売り専」のような感覚になります。

パパ活と違い、サポの場合は「必ずセックスがある」という前提があります。・

見た目や年齢などに関係がない

ゲイの世界では、サポと言えば、見た目や年齢などは関係ありません。

  • 男女の世界ではモテないようなデブ
  • 30代はおろか40代をこえたおじさん

このような男性でも、サポをしてもらう側として活動することができます。

アナルセックス無しは金額が低い

サポの場合は、アナルセックスがないと「単価が極端に低い」です。

パパ活やサポには、相場というものがあります。

参考ゲイのパパ活やサポの相場ってどのくらい?意外と安い金額と現実

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パパ活の場合は、エロい要素+コミュニケーションさえしっかりしていれば、それだけでも満足させることができるんですよね。

ただサポの場合は「セックスがある」ことが前提なので、言ってみれば、そこまでコミュニケーション能力が必要ではありません。

その代わりアナルセックス、もしくはハードやマニアックなプレイがないと、驚くほどの単価の低さになります。

売り専とは?

売り専というのは、完全に「抜きあり」を前提としたサービスで、店舗や事務所などをかまえて営業しているお店のことです。

ノンケやゲイ、バイセクシャルなど関係なく人を雇ったうえで、お客さんが払った料金の一部がボーイに還元されるシステムですね。

簡単に言えば「風俗」のことです。

店舗型

店舗型にも「バー形式」と「個室形式」があります。

バー形式は、カウンターの中のボーイを指名したり、店で働いているボーイを外出やお持ち帰りするシステムのことです。

最近では店舗数も激減したので、新宿2丁目や堂山などのゲイタウンでも数はかなり少ないです。

※たまにゲイバーなどでママが強制することもあるとかないとか…(ゴホン

そのかわり増えているのが個室形式で、ボーイをカタログなどから指名した後に、店舗が用意した店内個室やマンションの一室でプレイを行う形式ですね。

有名な「男子学園」や「男道場」などのグループも、この形式ですね。(プラス出張サービスもあります)

出張専門

ウリ専の中でも店舗を持たず、お客さんの自宅や宿泊しているホテルに向かい、プレイなどを行うスタイルのことです。

だいたいが店舗型+出張型になっているので、出張専門の売り専になると数は少ないです。

個人営業

売り専の中には、もともと働いていた店から独立したり、最初から個人営業でサービスを行っているケースもあります。

大手ゲイサイトや個人HPなどで集客を行ったり、最近ではTwitterなどのSNSでも募集がありますね。

マッサージのみの営業

そして今急増しているのが「マッサージのみ」の営業の売り専です。

マッサージのみなので売り専と言っていいのかわからないですが、自宅での営業であったり、出張を行っているところが多いです。

ただ完全に健全なマッサージというよりかは、抜きありのマッサージをしている個人が多いですね。

まとめ:それぞれの言葉を正しく使おう!

今回は”「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」”の違いについて紹介させていただきました。

ゲイとして友達を探すのであれば、そこまで関係のない話ですが、これらの言葉はゲイ業界では必ず一度は耳にする言葉です。

間違った使い方、そしてお互いの認識でズレが起きないように、しっかり使い方を覚えておきましょう!