この記事でわかること
- 売り専やパパ活を利用する「パパ」はどんな人なのか
- どういったお金に対する考え方を持っているのか
ゲイの世界には、若い男性が売り専やパパ活、そしてサポと称してお金を稼ぐために体や時間を売るといった行為があります。
特に日本の中でも最大のゲイタウンと呼ばれる新宿2丁目、大阪の堂山町などは専用店があるほどの人気で、平日や土日関係なく利用している人も多いです。
また個人間でそういった行為を行う「パパ活」や「サポ」に関しては、出会い系サイトやアプリ、掲示板などでやり取りが行われます。
そこで気になるのが「実際にどんな人が利用するのか?」という点ですが、今回はそのことについて記事にさせていただきます。
この記事の目次
ウリセンやパパ活、サポを利用するのはどんな人?
まず「ウリセン」や「パパ活」、「サポ」の違いについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、気になる方はご覧になってください。
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参考「ゲイ活」「パパ活」「サポ」「売り専」の明確な違いとは?ゲイ業界のアレコレ
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ではどんな人に利用するのかを、実際にそのような活動で生活している僕なりに説明させていただきます。
お金はあるけどモテない、時間がない
まずトップクラスに多いと言って過言ではないのが、とにかくお金はあるけど「モテない」「時間がない」という人ですね。
「ゲイの世界は捨てる場所がない」と昔からの言葉でありますが、実際にはゲイの世界でも拾われない人なんて山ほどいます。どうしようもない見た目とかの問題ですね。
趣味があればいいですが、何もない人はお金を使う場所がないので、売り専やパパ活に手を出しやすいいです。
またお金を稼ぐ人は時間がないうえに、そもそも普段の生活の忙しさから人付き合いの方法を忘れてしまっている方が多く、出会いに対して後ろ向きな人が多いんですよね。
ただ男性である以上、どうしても性欲がありムラムラしてきますし、ふとした時に「さみしい」と感じることもあるので、そういった方が売り専やパパ活、そしてサポなどで若い子やタイプの子を求めます。
既婚の男性
そして次に多いのが「既婚の男性」です。
実は「既婚者=ノンケ」というわけではなく、何か理由があって結婚をしたとか、結婚してからゲイの世界に目覚めたという人は非常に多いです。
そういった男性は、ゲイバーやイベントなどに行くことに抵抗があったり、またアプリや出会い系サイトでも顔出しをすることを嫌がります。
そうなってくると性欲のはけ口がなくなるので、お金で割り切った関係を求めてきます。
また既婚者の男性が離婚⇒独身になった場合も、そもそも真面目に出会う方法もわからないので、「性欲さえ満たせればいいや」と売り専やパパ活に手を出します。
パートナーとマンネリ化している
意外にも多いのが「パートナーはいるけど完全にマンネリ化してるゲイ」ですね。
いくら付き合っているとは言え、どうしても同じ相手とのセックスは飽きてきますし、体の相性が合わないということも十分にあります。
ゲイのカップルには、いろんな形のマンネリやセックスレスがあるんですが、そういった人たちが新しい刺激を求めて売り専やサポに手を出すこともあります。
僕も何回も経験がありますが、
- パートナーとの間に入って3Pをしてほしい
- 彼氏公認で性欲を満たしてほしい
- 好きだけど相手を見ても勃起しなくなった
こういう人たちが、意外にも多いんですね。
あわよくば少ないお金でセックスをしたい
これは少し厄介な男性に多いんですが、「お金はないけどセックスはしたい」という男性です。
特にサポ掲示板で募集をすると連絡をしてくるんですが、ビックリするくらいの低い金額で体の関係を求めてきます。
別に見た目が良いわけでもなく、どちらかというと性病などの危険を持っていそうな人なんですが、とにかくやりまくりたいというタイプです。
ちなみに一部の売り専にあるのですが、女性がお客さんとしてくることがあります。
そういう人たちは「ヤリ目で性欲が強い」「水商売や社会的地位が高いお金持ち」「メンヘラ」のどれかに当てはまることがほとんどです。
ウリセンやパパ活、サポを利用する男性のお金に対する考え方
こういったことでお金を稼ぐとなれば、最初はその大変さに必死になって何も考えることができないんですが、慣れてくると疑問に感じることがあります。
僕だけ、もしくは少数派かもしれませんが「この人たちは何を考えてお金を使ってるんだろう」ということです。一応、こちらはお金をいただく立場ですからね。
考えだしたらキリがないので何も考えないようはしていますが、そういう身の上話を自分からしてくるお客さんもいるので書かせていただきますね。
関係を割り切りたい
これはめんどくさいことが苦手な人に多いパターンです。
ゲイの関係性ってけっこうドロドロというか、変に痴情のもつれとかが多かったり、メンヘラにひっかかることがあるんですよね。
それにセフレとして関係を持っていたとしても、恋愛感情が芽生えちゃったりすることもあるので、そういう線引きを目的として「お金」という手段で割り切っているということです。
お金の関係=ビジネスですからね。今ある私生活と遊びのセックスを切り離すためなら、お金をもったいないと考えないんです。
お金が有り余っている
これは趣味もなくモテない、そしてある程度年齢がいって仕事でも役職がついたり、社会的地位が高い人に多い印象があります。あとは年金生活者とかですかね。
そもそもお金を使うということに全く抵抗がない人たちなので、何も考えずにお金を出してくれることが多いです。一種のボランティアみたいな感覚ですね。
こういう人が自分のお客さんやパパになると、かなり生活は潤います(笑)
好きなことにはお金を使う
このパターンの人たちは、特にお金持ちってわけじゃないけども、ウリセンやパパ活、サポなどで「自分のタイプの子を買う」ってことが趣味になっています。
身なりは普通、もしくは普通以下なんですけど、好きなことにはとことん使ってくれますし、けっこう会話とかも楽しいです。
「満足できたら高いと思わない」という考えを持っているので、特に難しいこともありません。
お金はないけど性欲モンスター
本当にめんどくさいタイプなんですが、もう客やパパとして見れないです。
「お金を使ってやってんだぞ」という考えて接してくるので、常に上から目線できますし、金払いも良くないです。最悪な場合は、プレイ後にごねてきたりします。
この考え方を持っている人って、トラブルが起きやすいので、あまり相手にしないほうがいいでしょう。サポ掲示板に特に多いですね。
最後に
今回はどんな人がウリセンやパパ活、サポを利用するかについて書かせていただきました。
実際には他にもいろんな利用者がいますが、大まかに分けるとこんな感じです。
パターンなどを知っておくと、それをふまえて臨機応変に対応できますので、少しでも参考になればと思います。